海人誕生⑤~初ダイビング~

まータン

2006年02月09日 20:44



こんばんは~

1999年9月13日(月)
ホテルのロビーで待っていると、黒く日焼けした「イマちゃん」という
ブルーフィールドのスタッフが迎えに来た。顔も背もでかい。
話してみると、滋賀県出身ということで、同じ関西人親近感が沸く。
ダイビングインストラクターらしく、海の感動的な話でこれから僕達が入る海の世界
に対する興味を盛り上げてくれた。
今では当たり前のことも、このときはまったく初めてで、すべてにおいて新鮮だ。
とくに、珊瑚の産卵の話はよく覚えている。
いまだ見たことは無いのだが、一度は見てみたいな

「もう一人迎えに行きます」
ということで国際通りに入っていく・・・けっこう近かったのね・・・
エアポート那覇より少しこきれいなホテルの前で停車し、一人乗り込んできた。
すこし髭の濃い同じ年くらいの男性、ファンダイビングを行う友人と2人で沖縄に来ているとのこと。
自分はライセンスが無いので、講習を受けるらしい。
話をしてみると、同じ関西人、ちなみに見た目よりずっと若いことが判明
ホッシーはかなり気に入った様子で、色々と話している。
(わけのわからないことをよく言うホッシーを、彼も「おもしろい!」と気に入ったようだ。)
(後日談では、本気でぼけているとは思っていなかったみたい)
この彼、当時は苗字で呼んでいたのだが、いまはテリーと呼ばれているので
今後は、テリーとさせてもらいます。

話が盛り上がった中、北谷にあるショップ到着。
早速、器材の準備に入る。「カマチさ~ん?」ん?誰もいないぞ?
これはまータンのことだった。
どこでまちがったのかわからないが、かなりのオオボケである。
テリー・ホッシー・まータン・さらに大学生のU野君も含めて色々話しながら機材を確認していく。

スタッフ「講習するにあたり、バディを決めます。」

そう、ダイビングはバディシステムといい2人一組で、
チェックを行ったり・実際に潜ったりするのである。

スタッフ「では、テリーさんとホッシーさん、でバディ」「まータンさんとU野さんでバディ」
ん?なんとラッキーな!ホッシーとバディを組むことに不安があった私としては願っても無いこと。
ダイビングショップのスタッフによると、あまりにも仲良く話していた4人はグループだと思っていた。
テリー・・・幸運を祈る・・・

まずウェットスーツを着る。当然マイウェットではないので、適当なサイズのものになる。
まータン・ホッシーのはまだ新しい様子できれいな5㎜スーツ。
しかしテリーのは・・・穴だらけの5㎜→3㎜に圧縮された(劣化した)スーツ・・・
これがまた笑いのネタになり盛り上がる!
とりあえず、ウェットを着て、マスク・フィンを選ぶ。これは特に度付マスク等で無い限り大差は無い
重器材はみんなほとんど同じもの
(というより当時は区別なんてつかない)だったので当たり外れ無しだった。

この時、ホッシーに異変が・・・いつ水をかぶったんだ?
というほどの状態になっていた
「暑い・・・」ウェットスーツに身を包んでいるため、
強烈な汗かきのホッシーにはサウナに入っているのと同じ状態

それを見つけた、ブルーフィールドオーナーのM野さん、
ホースを持ってきて、ホッシーのウェットに水を注入~~
「冷たっ!」もちろんみんな大爆笑!
M野さんはホッシーのこのキャラを気に入ったようだ。
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